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臭気
ふりがな文庫
“臭気”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
におい
48.7%
しゅうき
26.9%
にほひ
16.7%
くさみ
3.8%
かざ
1.3%
しうき
1.3%
エア
1.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
におい
(逆引き)
大な
鋤
(
すき
)
を打込んで、身を横にして
仆
(
たお
)
れるばかりに土の塊を鋤起す。気の遠くなるような黒土の
臭気
(
におい
)
は
紛
(
ぷん
)
として、鼻を衝くのでした。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
臭気(におい)の例文をもっと
(38作品)
見る
しゅうき
(逆引き)
口中に
臭気
(
しゅうき
)
あるを
悟
(
さと
)
らず師の前に出でて稽古しけるに、春琴例のごとく三の
絃
(
いと
)
を
鏗然
(
こうぜん
)
と
弾
(
はじ
)
きてそのまま三味線を置き、
顰蹙
(
ひんしゅく
)
して一語を発せず
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
臭気(しゅうき)の例文をもっと
(21作品)
見る
にほひ
(逆引き)
『穢多には一種特別な
臭気
(
にほひ
)
が有ると言ふぢやないか——嗅いで見たら解るだらう。』と尋常一年の教師は
混返
(
まぜかへ
)
すやうにして笑つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
臭気(にほひ)の例文をもっと
(13作品)
見る
▼ すべて表示
くさみ
(逆引き)
そして犬のように
臭気
(
くさみ
)
を嗅ぎながら、雑草の葉っぱを前歯でちょっぴり噛ってみたり、蛙の後脚をそっと舌でさわってみたりした。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
臭気(くさみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かざ
(逆引き)
「これから家へ行くと、お酒の
臭気
(
かざ
)
がして阿母アはんに知れますよつて、
私
(
わたへ
)
もうちいと歩いて行きますわ。をツさん別れまへう。」
鱧の皮
(新字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
臭気(かざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しうき
(逆引き)
堀割
(
ほりわり
)
は
丁度
(
ちやうど
)
真昼
(
まひる
)
の
引汐
(
ひきしほ
)
で
真黒
(
まつくろ
)
な
汚
(
きた
)
ない
泥土
(
でいど
)
の
底
(
そこ
)
を見せてゐる上に、四月の
暖
(
あたゝか
)
い日光に
照付
(
てりつ
)
けられて、
溝泥
(
どぶどろ
)
の
臭気
(
しうき
)
を
盛
(
さかん
)
に発散して
居
(
ゐ
)
る。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
臭気(しうき)の例文をもっと
(1作品)
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エア
(逆引き)
港いっぱいに植民地的
臭気
(
エア
)
が充満して、女達は昨夜の顔へまた紅をなすり、家々の窓へさわやかな異国の風が吹き込み、
猶太人
(
ジュウ
)
の両替屋に不思議な貨幣があふれ
踊る地平線:08 しっぷ・あほうい!
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
臭気(エア)の例文をもっと
(1作品)
見る
“臭気”の意味
《名詞》
いやなにおい。くさいにおい。悪臭。
(出典:Wiktionary)
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“臭気”の類義語
臭味
“臭気”の関連語
匂
香気
芳香
“臭”で始まる語句
臭
臭味
臭氣
臭剥
臭橘
臭骸
臭椿
臭名
臭肉
臭猫
検索の候補
辛気臭
陰気臭
心気臭
金気臭
“臭気”のふりがなが多い著者
島崎藤村
林不忘
上司小剣
牧野富太郎
谷譲次
徳田秋声
石川啄木
北原白秋
泉鏡花
新渡戸稲造