“くさみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臭味42.9%
25.0%
17.9%
臭気10.7%
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右門には、そんな臭味くさみは気にならない。唯々いいとして呼びに行った。又十郎はすぐそこへやって来たが、長兄あにの十兵衛は
柳生月影抄 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれども巨人の方では奥に二人が入るにつれて、こそばゆくなつて、くさみをしさうになりますのをこらへ/\致しますので、中の二人は時々その強い息に吹きたふされました。
漁師の冒険 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
皇太子は可愛かあいらしい指先でルウズヴエルト氏の鼻の上を押へた。気難しやの大統領はくさみをしさうな顔になつた。
馬槽うまぶね臭気くさみふけつつ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
蒲團ふとんぬらあせくさみはないた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)