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『漁師の冒険』
ふりがな文庫
『
漁師の冒険
(
りょうしのぼうけん
)
』
いつの頃でしたか、九州の果の或海岸に、仙蔵と次郎作といふ二人の漁師がをりました。 或日二人はいつものとほり小さな舟にのつて沖へ漁に出ますと大風が吹いて、とほくへ流されました。けれども運よく舟も沈まず、怪我もしないで、とある島へ流れつきました …
著者
宮原晃一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1920(大正9)年11月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
な
)
巨人
(
おほびと
)
達
(
たち
)
拵
(
こし
)
嚏
(
くさみ
)
喰
(
た
)
仆
(
たふ
)
鍬
(
くは
)
西瓜
(
すゐくわ
)
美
(
い
)
悧巧
(
りかう
)
大樽
(
おほだる
)
喫驚
(
びつくり
)
俺
(
わし
)
仙蔵
(
せんざう
)
裾
(
すそ
)
直
(
す
)
眼
(
め
)
碌
(
ろく
)
筈
(
はず
)
腹
(
なか
)
苅
(
か
)
若
(
も
)
蒲団
(
ふとん
)
藪
(
やぶ
)
蜻蛉
(
とんぼ
)
無暗
(
むやみ
)
俺
(
おれ
)
貰
(
もら
)
辺
(
あたり
)
人達
(
ひとたち
)
鎌
(
かま
)
除
(
の
)
頃
(
ころ
)
鼾
(
いびき
)
叩
(
たた
)
圧
(
お
)
垢
(
あか
)
奈良
(
なら
)
孔
(
あな
)
家
(
うち
)
嵐
(
あらし
)
唄
(
うた
)
怪我
(
けが
)
怺
(
こら
)
悦
(
よろこ
)
俺達
(
おれたち
)
愈々
(
いよいよ
)
或
(
ある
)
拳骨
(
げんこつ
)
匐
(
は
)
掌
(
てのひら
)
摘
(
つま
)
止
(
や
)
気嫌
(
きげん
)
潰
(
つぶ
)
喰
(
く
)