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悧巧
ふりがな文庫
“悧巧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りこう
84.6%
りかう
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りこう
(逆引き)
その間に——
悧巧
(
りこう
)
な例のお差控え連は事面倒と見て、道庵にこの場をなすりつけ、三人顔を見合わせると、
一目散
(
いちもくさん
)
に逃げ出しました。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
悪く云えば小生意気なこの鼻先の笑い方が彼女の癖ではありましたけれど、それが
却
(
かえ
)
って私の眼には大へん
悧巧
(
りこう
)
そうに見えたものです。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
悧巧(りこう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
りかう
(逆引き)
何かひどく気の
利
(
き
)
いた風を示さうとでもするやうな
浅果敢
(
あさはか
)
な
悧巧
(
りかう
)
さだと思はれて、わざとらしい其の調子が何うにも
堪
(
たま
)
らない気がしたのであつた。
風呂桶
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
後を
跟
(
つ
)
けられて居る樣子だつたから、念の爲に表を見にやつたまでの事ですが、根が
悧巧
(
りかう
)
ぢやないから、餘計な事をして溝へ投り込まれたんでせう
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
悧巧(りかう)の例文をもっと
(16作品)
見る
悧
漢検1級
部首:⼼
10画
巧
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
“悧巧”で始まる語句
悧巧者
検索の候補
小悧巧
悧巧者
“悧巧”のふりがなが多い著者
橘外男
徳冨蘆花
徳田秋声
三上於菟吉
葛西善蔵
谷崎潤一郎
宮原晃一郎
大阪圭吉
野村胡堂
佐々木邦