“小悧巧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こりこう75.0%
こりかう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十人余りの若い者は小悧巧こりこうそうな顔をして腕組をしていた。兵さんもうずくまりながらそれを見ていた。
あまり者 (新字新仮名) / 徳永直(著)
「若輩者の小悧巧こりこういさめだて、お聞き流し願います。もう御諫言はいたしません」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小肥りのしたゝかさうな面魂ですが、舞臺から客を笑はせ馴れてゐるので、何處か小悧巧こりかうらしい愛嬌のある男でした。