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真黒
ふりがな文庫
“真黒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まっくろ
75.7%
まつくろ
14.0%
まくろ
5.1%
まっくら
2.9%
まツくろ
0.7%
まつくら
0.7%
マックロ
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まっくろ
(逆引き)
ただ黒い
瓶
(
かめ
)
を一具、尻からげで坐った腰巻に引きつけて、
竹箆
(
たけべら
)
で
真黒
(
まっくろ
)
な液体らしいものを練取っているのですが、
粘々
(
ねばねば
)
として見える。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
真黒(まっくろ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
まつくろ
(逆引き)
堀割
(
ほりわり
)
は
丁度
(
ちやうど
)
真昼
(
まひる
)
の
引汐
(
ひきしほ
)
で
真黒
(
まつくろ
)
な
汚
(
きた
)
ない
泥土
(
でいど
)
の
底
(
そこ
)
を見せてゐる上に、四月の
暖
(
あたゝか
)
い日光に
照付
(
てりつ
)
けられて、
溝泥
(
どぶどろ
)
の
臭気
(
しうき
)
を
盛
(
さかん
)
に発散して
居
(
ゐ
)
る。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
真黒(まつくろ)の例文をもっと
(19作品)
見る
まくろ
(逆引き)
伊太利亜
(
イタリア
)
名家の
画
(
えが
)
ける絵のほとんど
真黒
(
まくろ
)
になりたるを掛けあり。壁の
貼紙
(
はりがみ
)
は明色、ほとんど白色にして
隠起
(
いんき
)
せる模様
及
(
および
)
金箔
(
きんぱく
)
の装飾を施せり。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
真黒(まくろ)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
まっくら
(逆引き)
真黒
(
まっくら
)
な中に雨がしとしとと降っていた。平太郎は簑笠を着け、草鞋を穿いて大熊山の方へ向ったが、覆面させられたようで何も見えない。
魔王物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
真黒(まっくら)の例文をもっと
(4作品)
見る
まツくろ
(逆引き)
と
親仁
(
おやぢ
)
が
喚
(
わめ
)
くと、
婦人
(
をんな
)
は
一寸
(
ちよいと
)
立
(
た
)
つて
白
(
しろ
)
い
爪
(
つま
)
さきをちよろちよろと
真黒
(
まツくろ
)
に
煤
(
すゝ
)
けた
太
(
ふと
)
い
柱
(
はしら
)
を
楯
(
たて
)
に
取
(
と
)
つて、
馬
(
うま
)
の
目
(
め
)
の
届
(
とゞ
)
かぬほどに
小隠
(
こがく
)
れた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
真黒(まツくろ)の例文をもっと
(1作品)
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まつくら
(逆引き)
夜中
真黒
(
まつくら
)
な中に坐禅といふことをして居たのか、坐りながら眠つて居たのか、眠りながら坐つて居たのか、今夜だけ偶然に
此様
(
かう
)
いふ態であつたのか、始終斯様なのか、と怪み惑うた。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
真黒(まつくら)の例文をもっと
(1作品)
見る
マックロ
(逆引き)
真黒
(
マックロ
)
どんが舟こいだ
おさんどん
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
真黒(マックロ)の例文をもっと
(1作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
“真黒”で始まる語句
真黒闇
真黒暗
真黒焦
真黒々
真黒牛
真黒羅紗
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真黒闇
真黒暗
真黒焦
真黒々
真黒牛
真黒羅紗
真闇黒
黒川真頼
真暗黒
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泉鏡花
三遊亭円朝
魯迅
竹久夢二
大阪圭吉
泉鏡太郎
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幸田露伴
紫式部
久保田万太郎