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まつくろ
ふりがな文庫
“まつくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
眞黒
57.4%
真黒
35.2%
漆黒
3.7%
濃黒
1.9%
烏黒
1.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眞黒
(逆引き)
大和
(
やまと
)
の
國
(
くに
)
のある
山寺
(
やまでら
)
の
賓頭廬樣
(
びんずるさま
)
の
前
(
まへ
)
に
置
(
お
)
いてある
石
(
いし
)
の
鉢
(
はち
)
の
眞黒
(
まつくろ
)
に
煤
(
すゝ
)
けたのを、もったいらしく
錦
(
にしき
)
の
袋
(
ふくろ
)
に
入
(
い
)
れて
姫
(
ひめ
)
のもとにさし
出
(
だ
)
しました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
まつくろ(眞黒)の例文をもっと
(31作品)
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真黒
(逆引き)
木の上でねてゐた
真黒
(
まつくろ
)
な小人はそれを聞くと、とびおきて、青い着物をきて、赤い帽子をかぶつて音のする方へ飛んでゆきました。
十五夜のお月様
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
まつくろ(真黒)の例文をもっと
(19作品)
見る
漆黒
(逆引き)
古い、暗い、大きい家、障子も
襖
(
からかみ
)
も破れ放題、壁の落ちた所には、
漆黒
(
まつくろ
)
に煤けた新聞紙を貼つてあつた。板敷にも畳にも、足触りの悪い程
土埃
(
ほこり
)
がたまつてゐた。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
まつくろ(漆黒)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
濃黒
(逆引き)
其の
鈍色
(
にぶいろ
)
を破ツて、處々に
煤煙
(
はいえん
)
が
上騰
(
のぼ
)
ツてゐる。
眞直
(
まつすぐ
)
に
衝騰
(
つきのぼ
)
る勢が、何か壓力に支へられて、横にも
靡
(
なび
)
かず、ムツクラ/\、恰で
沸騰
(
ふつとう
)
でもするやうに、
濃黒
(
まつくろ
)
になツてゐた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
まつくろ(濃黒)の例文をもっと
(1作品)
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烏黒
(逆引き)
洗ひ髪をぐる/\と
酷
(
むご
)
く
丸
(
まろ
)
めて引裂紙をあしらひに
一本簪
(
いつぽんざし
)
でぐいと留めを刺した色気無の様はつくれど、憎いほど
烏黒
(
まつくろ
)
にて艶ある髪の毛の一
ト
綜
(
ふさ
)
二綜後れ乱れて
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
まつくろ(烏黒)の例文をもっと
(1作品)
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