“上騰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうとう40.0%
のぼる20.0%
のぼ20.0%
のぼり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
更に或る美術商の人が言ったことばに陶器もすじの通ったものは、地所と同じ率で年々にその価格が上騰(じょうとう)してゆくそうだが、全くその通りですね
陶古の女人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
地気上騰(のぼる)こと多ければ天(てん)灰色(ねずみいろ)をなして雪ならんとす。曇(くもり)たる雲(くも)冷際(れいさい)に到(いた)り先(まづ)雨となる。此時冷際の寒気雨を氷(こほら)すべき力(ちから)たらざるゆゑ花粉(くわふん)を為(な)して下(くだ)す、是(これ)雪(ゆき)也。
其の鈍色(にぶいろ)を破ツて、處々に煤煙(はいえん)が上騰(のぼ)ツてゐる。眞直(まつすぐ)に衝騰(つきのぼ)る勢が、何か壓力に支へられて、横にも靡(なび)かず、ムツクラ/\、恰で沸騰(ふつとう)でもするやうに、濃黒(まつくろ)になツてゐた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
地気天に上騰(のぼり)形(かたち)を為(なし)て雨○雪○霰(あられ)○霙(みぞれ)○雹(ひよう)となれども、温気(あたゝかなるき)をうくれば水となる。水は地の全体(ぜんたい)なれば元(もと)の地に皈(かへる)なり。