“のぼる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ノボル
語句割合
37.5%
25.0%
12.5%
12.5%
12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「船長! 水夫見習いの安井のぼるってのが負傷したのは知ってますか、それが、今日きょうは病院へやってもらいたいといってるんです」
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
お政にものぼるにもモデルがあるといって、誰それであろうと揣摩しまする人もあるが、作者自身の口からは絶えてソンナ咄を聞かなかった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
作右衛門の子のぼるは越中守宣紀のぶのりに任用せられ、役料共七百石を給わって、越中守宗孝むねたかの代に用人を勤めていたが、元文三年に致仕した。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
幽山にのぼるの興はのぼりつきたる時にあらず、荒榛くわうしんひらき、峭※せうがくわたる間にあるなり、栄達はうらやむべきにあらず、栄達を得るに至るまでの盤紆はんうこそ、まことにきんすべきものなるべし。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
現代の人では田中光顕みつあき土方寧ひじかたやすし・古沢うろう(迂郎が元の名)・片岡利和・土居香国どいこうこく・井原のぼる等の名を挙げる事ができる。
繁喧は三都に次ぐ。此日朝涼、午時より甚暑不堪じんしよにたへず。夜風あり。頼春水の松雨山房を訪。(国泰寺のかたはらなり。)春水在家いへにありて歓晤。男子賛亦助談。子賛名のぼる、俗称久太郎ひさたらうなり。次子竹原へ行て不遇あはず。談笑夜半にすぐ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)