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滋
ふりがな文庫
“滋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しげ
72.7%
うる
9.1%
うろう
4.5%
おほ
4.5%
ま
4.5%
ウマ
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しげ
(逆引き)
草がからだを
曲
(
ま
)
げて、パチパチ
云
(
い
)
ったり、さらさら鳴ったりしました。霧が
殊
(
こと
)
に
滋
(
しげ
)
くなって、
着物
(
きもの
)
はすっかりしめってしまいました。
種山ヶ原
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
滋(しげ)の例文をもっと
(16作品)
見る
うる
(逆引き)
滋
(
うる
)
みを帯びて威のある眼、眼尻に優しい情が
罩
(
こも
)
つて、口の結びは少しく顔の締りを
弛
(
ゆる
)
めて居るけれど、──若し此人に立派な洋服を着せたら、と考へて、私は不意に
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
滋(うる)の例文をもっと
(2作品)
見る
うろう
(逆引き)
現代の人では田中
光顕
(
みつあき
)
・
土方寧
(
ひじかたやすし
)
・古沢
滋
(
うろう
)
(迂郎が元の名)・片岡利和・
土居香国
(
どいこうこく
)
・井原
昂
(
のぼる
)
等の名を挙げる事ができる。古いところは色々の儒者があり、勤王家があった。
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
滋(うろう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
おほ
(逆引き)
夏の暁、潮風涼しく、松の林の下道
零
(
こぼ
)
るる露の
滋
(
おほ
)
きとき、三々また五々、老幼を問はず、男女を択ばず、町に住める人々の争て、浜辺に下りゆくを見る。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
滋(おほ)の例文をもっと
(1作品)
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ま
(逆引き)
天下の
羣小
(
ぐんしょう
)
を
麾
(
さしまね
)
いで、いたずらにタイモンの
憤
(
いきどお
)
りを招くよりは、
蘭
(
らん
)
を九
畹
(
えん
)
に
滋
(
ま
)
き、
蕙
(
けい
)
を百
畦
(
けい
)
に
樹
(
う
)
えて、
独
(
ひと
)
りその
裏
(
うち
)
に
起臥
(
きが
)
する方が遥かに得策である。余は公平と云い
無私
(
むし
)
と云う。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
滋(ま)の例文をもっと
(1作品)
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ウマ
(逆引き)
其が、彼の芸に脂がのり出し、彼の芸に
滋
(
ウマ
)
みの満ちて来た盛りであつた。彼の容姿も其頃が一番美しかつたかと思ふ。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
滋(ウマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
滋
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
“滋”を含む語句
滋養
滋味
滋賀
滋賀津彦
滋養物
滋子
滋蔓
滋養浣腸
滋野
滋幹
滋養分
松滋
滋雨
滋賀石庵
滋野井
滋野井実在
滋潤
滋養剤
滋養食
滋養麺麭
...
“滋”のふりがなが多い著者
高山樗牛
徳冨蘆花
辰野隆
高浜虚子
牧野富太郎
徳田秋声
幸田露伴
蒲原有明
中島敦
北村透谷