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滋蔓
ふりがな文庫
“滋蔓”の読み方と例文
読み方
割合
じまん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じまん
(逆引き)
河南の韓山童乱を
作
(
な
)
し、弥勒仏の出世を名となし、無頼の悪少を誘集し、香を
焼
(
た
)
き、
会
(
え
)
を結び、漸々
滋蔓
(
じまん
)
して淮西の諸郡を陥れ、それより陳友諒・張士誠等の兵
尋
(
つい
)
で起り
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
畳翠
(
でふすゐ
)
滋蔓
(
じまん
)
繁茂せる、竹と竹との隙間を行くは、
篠突
(
しのつ
)
く雨の間を
潜
(
くゞ
)
りて濡れまじとするの
難
(
かた
)
きに
肖
(
に
)
たり。進退
頗
(
すこぶ
)
る困難なるに、払ふ物無き
蜘蛛
(
くも
)
の巣は、前途を
羅
(
ら
)
して煙の
如
(
ごと
)
し。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
文徳実録
(
もんとくじつろく
)
に見える
席田郡
(
むしろだごおり
)
の
妖巫
(
ようふ
)
の、その霊
転行
(
てんこう
)
して心を
噉
(
くら
)
い、一種
滋蔓
(
じまん
)
して、
民
(
たみ
)
毒害を被る、というのも噉心の二字が吒祇尼法の如く思えるところから考えると、なかなか古いもので
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
滋蔓(じまん)の例文をもっと
(3作品)
見る
滋
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
蔓
漢検準1級
部首:⾋
14画
“滋”で始まる語句
滋
滋養
滋味
滋賀津彦
滋賀
滋子
滋幹
滋養物
滋養浣腸
滋野
“滋蔓”のふりがなが多い著者
南方熊楠
幸田露伴
泉鏡花