“滋賀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しが83.3%
シガ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暗くならない内に、私は国境いを越して、出来ることなら、今夜のうちに滋賀しがの国のあの湖辺みずうみべの町までは何とかして辿たどりついてやろうと思っている。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
四明しめいたけの天井を峰づたいに歩いて、山中やまなかを経て滋賀しがに下りてゆけば、ちょうど三井寺のうしろへ出ることができる。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大正六年五月中旬頃、滋賀シガ大津オオツ市太湖汽船会社防波堤附近ニ男ノ水死体漂着セルコトアリ。死体頭部ニハ鋭器ヲ以テシタルカ如キ切創アリ。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)