“岳”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
たけ73.6%
だけ16.7%
おか2.8%
がく2.8%
をか2.8%
ヤマ1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“岳”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本8.0%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
丁度、白峰山脈からいえば、農鳥山の支峰の下で、河原から、赤石山脈のあいたけとは、真面まともに向き合っている。
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
「ここが有名な白馬はくばたけのお花畑でございます、まあ、この美しいとも何とも言いようのない花の色をごらんなさい」
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
南股を遡ること一里ばかりにして、左の唐松沢と分れ、右に湯沢を上れば、白馬温泉と改称されただけを経て鑓ヶ岳に達する。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
里の二月は紅梅こうばいのほころぶころだが、ここは小太郎山こたろうざんの中腹、西をみても東をながめても、駒城こまぎの峰や白間しらまだけなど
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
円屋根のような形をした物淋しいおかの出っぱりを縫って行くと、とある木立の下に古い、くちはてたような一脚のベンチがあった。
道には見覚え等もあれば、前に三島にてもあるべしと見極めしところのおかへは、昼時分に至りぬ。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
弥六は後京都にあつて南宮なんぐう氏と称し、名はがく、字は喬卿けうけい、号は大湫たいしうとなつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ざんがくのお社廟やしろを彼方に、泰山街道はもうえんえんとありのような参拝者の流れだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神名火かむなび磐瀬いはせもりのほととぎすならしのをか何時いつ来鳴きなかむ 〔巻八・一四六六〕 志貴皇子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
また、「の花の咲き散るをかゆ」と云って印象を鮮明にしているのも、技巧がなかなかうまいのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
譬へば「筑波のヤマに黒雲カヽ衣袖漬コロモデヒタチの国」といふ風俗の諺(常陸風土記)、其ひたちの国だけは始中終新しくなつてゆくけれども、「筑波の岳に黒雲挂り衣袖漬」は固定してゐる詞句である。
古代中世言語論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)