“峻岳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゆんがく40.0%
しゅんがく40.0%
しゆんがく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんずるに、蛾眉山は唐土の北に峻岳じゆんがくにて、富士にもくらぶべき高山なり。絶頂ぜつてうみね双立ならびたちて八字をなすゆゑ、蛾眉山がびさんといふなり。
渓谷けいこくのような深い失望から、たちまち峻岳しゅんがくのように高い喜悦きえつへ、——。
鍵から抜け出した女 (新字新仮名) / 海野十三(著)
四面の峻岳しゆんがく皆頭をあらはし、昨来わたきたれる利根の水流は蜿蜒えん/\として幽谷間に白練をけり、白練の尽くる所は乃ち大利根岳となり突兀とつとつ天にてうす、其壮絶ほとんど言語につくすべからず
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)