“喜悦”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よろこび55.8%
きえつ38.5%
たのしみ1.9%
よがり1.9%
よろこばしさ1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“喜悦”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲33.3%
文学 > イタリア文学 > 詩28.6%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
この娘の癖で、どうかすると叔父の顔に近く自分の処女おとめらしい顔を寄せて、言い難い喜悦よろこびの情を表わそうとした。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
淑女の顏はすべて燃ゆるごとく見え、その目にはわが語らずしてむのほかなき程に大いなる喜悦よろこび滿てり 二二—二四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
曹操は、限りなく喜悦きえつして、さらばとばかり、直ちに、檄文げきぶんを認めて、城中へ矢文を射させた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
渓谷けいこくのような深い失望から、たちまち峻岳しゅんがくのように高い喜悦きえつへ、——。
鍵から抜け出した女 (新字新仮名) / 海野十三(著)
世はよし、時は桜の春三月なり、聖天子万機ばんきの朝政をみそなわすによしとて、都とさだめたもうて三十年、国威は日に日に伸びる悦賀よろこびをもうし、万民鼓腹して、聖代を寿ことほ喜悦たのしみ
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
と独り喜悦よがりの助平づら、老婆は歯朶はぐきき出して、
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伸子の身体がまるで小鹿のように弾み出して、両肱を水平に上げ、そのこぶしを両耳の根につけて、それを左右に揺ぶりながら、喜悦よろこばしさ恍惚うっとりとなった瞳で、彼女は宙になんという文字を書いていたことであろう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)