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臠
ふりがな文庫
“臠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
れん
27.3%
みそな
18.2%
みそなわ
18.2%
きりじし
9.1%
きれ
9.1%
ししむら
9.1%
しゝむら
9.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れん
(逆引き)
張良
鉄椎
(
てっつい
)
の時の面目を想見るべし。僕去月二十五日より一
臠
(
れん
)
の肉一滴の酒を
給
(
た
)
べず。これでさい気魄を増す事大なり。僕
已
(
すで
)
に諸友と絶ち、諸友また僕と絶つ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
臠(れん)の例文をもっと
(3作品)
見る
みそな
(逆引き)
少しは路の
嶮岨
(
けわし
)
けれど、幸ひ今宵は月冴えたれば、
辿
(
たど
)
るに迷ふことはあらじ。その間道は……あれ
臠
(
みそな
)
はせ、
彼処
(
かしこ
)
に見ゆる
一叢
(
ひとむら
)
の、杉の森の
小陰
(
こかげ
)
より、小川を渡りて東へ行くなり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
臠(みそな)の例文をもっと
(2作品)
見る
みそなわ
(逆引き)
聖天子
万機
(
ばんき
)
の朝政を
臠
(
みそなわ
)
すによしとて、都とさだめたもうて三十年、国威は日に日に伸びる
悦賀
(
よろこび
)
をもうし、万民鼓腹して、聖代を
寿
(
ことほ
)
ぐ
喜悦
(
たのしみ
)
を、
公
(
おおやけ
)
にも、しろしめせとばかり
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
臠(みそなわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
きりじし
(逆引き)
臠
(
きりじし
)
の
生干
(
なまび
)
の色のなまぐさに
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
臠(きりじし)の例文をもっと
(1作品)
見る
きれ
(逆引き)
その次の庚申の日には私の家へきて下さいと招かれたが、その晩土産といって紙に包んでくれたのが、例の人魚の一
臠
(
きれ
)
であった。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
臠(きれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ししむら
(逆引き)
冷たく装いながらも豊艶な
臠
(
ししむら
)
の、しかも豊艶な臠のくせに犯し難い気品を見せて
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
臠(ししむら)の例文をもっと
(1作品)
見る
しゝむら
(逆引き)
花薄荷
(
はなはくか
)
、燃えたつ
草叢
(
くさむら
)
、
火焔
(
ほのほ
)
の
臠
(
しゝむら
)
、
火蛇
(
ひへび
)
のやうなこの花の魂は黒い涙となつて
鈍染
(
にじ
)
んでゐる。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
臠(しゝむら)の例文をもっと
(1作品)
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臠
漢検1級
部首:⾁
25画
“臠”を含む語句
一臠
三臠
五臠
禁臠
臠肉
“臠”のふりがなが多い著者
巌谷小波
徳富蘇峰
徳冨蘆花
高浜虚子
橘外男
柳田国男
幸田露伴
上田敏
薄田泣菫
長谷川時雨