“ししむら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
57.1%
肉塊19.0%
猪肉4.8%
4.8%
肉村4.8%
4.8%
4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪に蔽われた城が見え、そこへ寄せて行く人数が見えた。と、一つのししむら豊かの、坊主首級くびが現われた。それを握っている手が見えた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
八五郎は武者顫むしゃぶるいのようなものを感じました。強敵お狩場の四郎にまた逢える期待が、何かしらこう五体のししむらをうずかせるのです。
相沢半之丞、弓の折れを取って立上がると、三年越し寵愛ちょうあいした自分の妾の肉塊ししむらを、ピシリ、ピシリと叩きます。
義貞は内で体を拭いていた。壮者のゆたかな肉塊ししむらは、くそばからまたすぐ汗になってくる。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かた肥りの、猪肉ししむらで、野葡萄のような瞳をもち、頬はてかてか赤く、髪はいつも、玉蜀黍とうもろこしの毛みたいに、結び放しときまっていた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
惨虐ざんぎゃくししむら
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
肉村ししむら懴悔ざんげの夢に
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
其堂ニ造ラント欲シ其ししむらくらハント欲スル者ハまさニ洋籍ヲ不講ニ置ク可カラザルナリ是レ洋籍ノ結構所説ハ精詳微密ニシテ遠ク和漢ノ書ニ絶聳スレバナリ雖然しかりといえども是レ今時ニ在テ之ヲ称スルノミ永久百世ノ論トスルニ足ラザルナリ
冷たく装いながらも豊艶なししむらの、しかも豊艶な臠のくせに犯し難い気品を見せて、人妻の艶かしさを処女の慎ましさに包んでいるような妻の顔……それが……その喉の下にポツンと一つ小さく付いている黒子ほくろまでが、何ともいえぬ蠱惑こわくと悩ましさとをもって、私をうずかせてくるのであった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)