“玉蜀黍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうもろこし66.1%
たうもろこし22.3%
きみ2.7%
もろこし2.7%
とうきび1.8%
たうきび0.9%
たまねぎ0.9%
コオン0.9%
スイート・コーン0.9%
ポレンタ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いそいそとした気分で働いていると、玉蜀黍(とうもろこし)畑の蔭の近路を突ッきって、茶色と緑の縞の日傘がこっちに向って来るのが目に入った。
鏡の中の月 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
こちらには玉蜀黍(たうもろこし)と蔓豆(つるまめ)とが作られてゐる。後に立つてゐる栗の木の青葉の間には、甘い匂ひのする栗の花がうす黄色に咲いてゐる。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
「さうか。丁度よかった。この人について行って呉(く)れ。玉蜀黍(きみ)の脱穀をしてるんだ。機械は八時半から動くからな。今からすぐ行くんだ。」
耕耘部の時計 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
デビス先生は左の手で泣く子の頭を撫(な)で、右手の金網の炮烙(ほうろく)でハゼ玉蜀黍(もろこし)をあぶりつゝ、プチヽヽプチヽヽ其はぜる響(おと)を口真似して笑いながら頭を掉られた。其つゞきである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
時にはコーン・フレックスといって玉蜀黍(とうきび)の沢山入ったパン菓子の暖め立てのものを食べます。なかなか美味(おい)しいものです。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
白き鷺畑(はたけ)のなかに降(お)りて居り玉蜀黍(たうきび)の列(れつ)ながくつづく見ゆ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
富士山麓は米が出来ず、玉蜀黍(たまねぎ)を主食にしている。このお饅頭も玉蜀黍の粉で作ったものだった。この日はお母さんの三十五日だったので一緒にお墓詣りをして、僕は東京へ帰った。
三浦環のプロフィール (新字新仮名) / 吉本明光(著)
やっと隅っこの方に、たった一つ空いた卓子(テーブル)を見つけて、リバアのサンドイッチと玉蜀黍(コオン)のシチュとを誂えた。
或る母の話 (新字新仮名) / 渡辺温(著)
果実は甘さを失うらしく、玉蜀黍(スイート・コーン)は間もなく砂糖分を失うので数年ごとに新しくしなければならぬ。〔外国から苗種を輸入した植物のことであろう。
玉蜀黍(ポレンタ)の粥(かゆ)とこのラグウは、コルシカ人ならば十里も先から嗅ぎつけて来るというほどの好物だ。