“玉蜀黍”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
とうもろこし66.3%
たうもろこし24.4%
きみ3.5%
たまねぎ1.2%
とうきび1.2%
(その他)3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“玉蜀黍”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.8%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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いそいそとした気分で働いていると、玉蜀黍とうもろこし畑の蔭の近路を突ッきって、茶色と緑の縞の日傘がこっちに向って来るのが目に入った。
〔出典〕鏡の中の月(新字新仮名)/宮本百合子(著)
畑にはもう刈残された玉蜀黍とうもろこしきびに、ざわざわした秋風が渡って、さえずりかわしてゆく渡鳥の群が、晴きった空を遠く飛んで行った。
〔出典〕あらくれ(新字新仮名)/徳田秋声(著)
二人はまだ紅い毛並の幾分か黄金の光沢を潤ませた玉蜀黍たうもろこしの、その新鮮な薄い緑色の薄皮をはぎはぎ、無心に遊びほれてゐた。
〔出典〕神童の死(新字旧仮名)/北原白秋(著)
茄子で馬をつくつたり、玉蜀黍たうもろこしや胡瓜や大角豆などをいろいろな形にして集めたりして、小机の上に乗せて、七夕様に供へた。
〔出典〕月を見ながら(新字旧仮名)/正宗白鳥(著)
「さうか。丁度よかった。この人について行ってれ。玉蜀黍きみの脱穀をしてるんだ。機械は八時半から動くからな。今からすぐ行くんだ。」農夫長は隣りで脚絆を巻いてゐる顔のまっ赤な農夫を指しました。
〔出典〕耕耘部の時計(新字旧仮名)/宮沢賢治(著)
「そうか。丁度よかった。この人について行ってくれ。玉蜀黍きみ脱穀だっこくをしてるんだ。機械きかいは八時半からうごくからな。今からすぐ行くんだ。」農夫長はとなりで脚絆きゃはんいている顔のまっな農夫をしました。
〔出典〕耕耘部の時計(新字新仮名)/宮沢賢治(著)
富士山麓は米が出来ず、玉蜀黍たまねぎを主食にしている。
〔出典〕三浦環のプロフィール(新字新仮名)/吉本明光(著)
時にはコーン・フレックスといって玉蜀黍とうきびの沢山入ったパン菓子の暖め立てのものを食べます。
〔出典〕仏教人生読本(新字新仮名)/岡本かの子(著)
デビス先生は左の手で泣く子の頭をで、右手の金網の炮烙ほうろくでハゼ玉蜀黍もろこしをあぶりつゝ、プチヽヽプチヽヽ其はぜるおとを口真似して笑いながら頭を掉られた。
〔出典〕みみずのたはこと(新字新仮名)/徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
やっと隅っこの方に、たった一つ空いた卓子テーブルを見つけて、リバアのサンドイッチと玉蜀黍コオンのシチュとを誂えた。ところが、サンドイッチを半分も食べない中に、同じ卓子に彼女と差し向いに、更に一人の客が席をしめた。
〔出典〕或る母の話(新字新仮名)/渡辺温(著)
玉蜀黍ポレンタかゆとこのラグウは、コルシカ人ならば十里も先から嗅ぎつけて来るというほどの好物だ。