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玉蜀黍殻
ふりがな文庫
“玉蜀黍殻”の読み方と例文
読み方
割合
とうきびがら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうきびがら
(逆引き)
びゅうびゅうと風は吹き
募
(
つの
)
っていた。赤坊の泣くのに
困
(
こう
)
じ果てて妻はぽつりと淋しそうに
玉蜀黍殻
(
とうきびがら
)
の雪囲いの影に立っていた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
玉蜀黍殻
(
とうきびがら
)
といたどりの茎で囲いをした二間半四方ほどの小屋が、前のめりにかしいで、
海月
(
くらげ
)
のような低い
勾配
(
こうばい
)
の小山の半腹に立っていた。物の
饐
(
す
)
えた香と
積肥
(
つみごえ
)
の香が
擅
(
ほしいまま
)
にただよっていた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
玉蜀黍殻(とうきびがら)の例文をもっと
(1作品)
見る
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
蜀
漢検1級
部首:⾍
13画
黍
漢検準1級
部首:⿉
12画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
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