トップ
>
饐
ふりがな文庫
“饐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
す
96.9%
すえ
1.5%
む
1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
す
(逆引き)
その心事の醜悪、行為の卑劣、犬畜生というもなお足らぬ。もし汝らをゆるさば百世の武門を
廃
(
すた
)
らし、世の節義は地に
饐
(
す
)
えるであろう。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
饐(す)の例文をもっと
(50作品+)
見る
すえ
(逆引き)
掌に、皮が干上って餡から
饐
(
すえ
)
た臭のする桜餅をとって貰いながら石川は
牡丹
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
饐(すえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
む
(逆引き)
窓がしまつてゐるので、客車は
饐
(
む
)
れてゐた。旅から帰る子供達を誰も待つてゐるものゝない寂しさは、子供達には兎に角、彼には又何となく懐しいものに思へた。
芭蕉と歯朶
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
饐(む)の例文をもっと
(1作品)
見る
饐
漢検1級
部首:⾷
21画
“饐”のふりがなが多い著者
島木健作
武田麟太郎
北原白秋
三島霜川
橘外男
ニコライ・ゴーゴリ
小島烏水
吉川英治
牧逸馬
小栗虫太郎