トップ
>
稲妻
ふりがな文庫
“稲妻”のいろいろな読み方と例文
旧字:
稻妻
読み方
割合
いなずま
77.6%
いなづま
22.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いなずま
(逆引き)
この時水色の
烈
(
はげ
)
しい光の
外套
(
がいとう
)
を着た
稲妻
(
いなずま
)
が、向うからギラッとひらめいて飛んで来ました。そして童子たちに手をついて申しました。
双子の星
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
遠くで
稲妻
(
いなずま
)
のする空の下を、修理の屋敷へ帰りながら、宇左衛門は
悄然
(
しょうぜん
)
と腕を組んで、こんな事を何度となく胸の中で繰り返えした。
忠義
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
稲妻(いなずま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いなづま
(逆引き)
白刃
(
しらは
)
を
植
(
う
)
えたような
稲妻
(
いなづま
)
が
断間
(
たえま
)
なく
雲間
(
あいだ
)
に
閃
(
ひらめ
)
き、それにつれてどっと
降
(
ふ
)
りしきる
大粒
(
おおつぶ
)
の
雨
(
あめ
)
は、さながら
礫
(
つぶて
)
のように
人々
(
ひとびと
)
の
面
(
おもて
)
を
打
(
う
)
ちました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
雨が少し
小止
(
こや
)
みになって、雷が激しくなってきますと、ぴかりとする
稲妻
(
いなづま
)
の
蒼白
(
あおじろ
)
い光りを受けて、濡れた金の日の丸が、なお一層輝いてきました。
雷神の珠
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
稲妻(いなづま)の例文をもっと
(17作品)
見る
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
妻
常用漢字
小5
部首:⼥
8画
“稲妻”と季節(秋)が同じ季語
食物|
葛湯
栗飯
芋茎
檸檬
山葡萄
行事|
盆
中元
神嘗祭
万聖節
七夕
植物|
糸瓜
芋
朝顔
竜胆
女郎花
時候|
九月
長月
残暑
夜寒
葉月
天文|
露霜
星月夜
月
初嵐
露
地理|
花野
花園
盆波
花畑
不知火
動物|
眼白
蟋蟀
芋虫
渡り鳥
四十雀
人事|
籾
相撲
鹿垣
燈籠
俵編
“稲妻”と分類(天文)が同じ季語
春|
春陰
淡雪
春日和
斑雪
春塵
夏|
遠雷
風薫
南風
雷
黒南風
秋|
初嵐
秋時雨
星月夜
霧
秋雨
冬|
冬霧
雪
時雨
樹氷
霜柱
新春|
初日
初東風
初凪
“稲妻”の関連語
雷鳴
雷霆
稲光
神鳴
いなずま
“稲妻”で始まる語句
稲妻形
稲妻小僧
稲妻萱穂
稲妻型廊下
検索の候補
稲妻形
遠稲妻
稲妻小僧
稲妻萱穂
稲妻型廊下
妻恋稲荷
“稲妻”のふりがなが多い著者
夏目漱石
徳冨蘆花
島崎藤村
作者不詳
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
中里介山
泉鏡花
海野十三
楠山正雄
吉川英治