“いなずま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
稲妻44.2%
30.2%
電光15.5%
雷光4.7%
2.3%
閃電1.6%
電火0.8%
電閃0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠くで稲妻のする空の下を、修理の屋敷へ帰りながら、宇左衛門は悄然と腕を組んで、こんな事を何度となく胸の中で繰り返えした。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
爆発の火か、それともか、いずれともわかりませんが、目もくらむような光がきらめき、そのものすごいことといったらありません。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
早いこと、早いこと! 陽炎電光のごとく、内ポケットから紙包みを出したかと思うと、もう伯爵はグウッと酒でりつけている。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
剣は業物、それがまた雷光のように打ちおろされたのだからたまりません。流石に兇悪なメヅサの首も、ぽろりと胴体からころがり落ちました!
のごとく地球の表面を快奔雄走し、しかしてかの生産境遇の必要は人民を駆り、社会を駆り、いかなる人類をもいかなる国体をもことごとくこれを平民的の世界にさんとす。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
馬に翼、翼に声とはこれでしょう。閃電のように源の側を駆抜けて了いました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それはやっぱり白金の時計だった。それを見た刹那、不安ないやな連想が、電火のように、信一郎の心を走せ過ぎた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
人だか何だか着物を被た者が横たわって居る様に見たのも、此の石段の下で有る、若しや秀子で有ろうかと見直したけれど、其の時は早や電閃の光が消えて見る事が出来なんだが
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)