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呷
ふりがな文庫
“呷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あお
83.3%
あふ
13.3%
ぐい
2.0%
かぶ
0.7%
ぐう
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あお
(逆引き)
又も大盃を
呷
(
あお
)
り付けて、素敵に酔払っているらしく、
吉角力
(
きちずもう
)
の大関を取ったという
双肌
(
もろはだ
)
を脱いで、素晴らしい筋肉美を露出している。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
呷(あお)の例文をもっと
(50作品+)
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あふ
(逆引き)
娘の留守に
自棄酒
(
やけざけ
)
を
呷
(
あふ
)
つた金五郎が、夜中にフラフラとお六を殺したくならないものでもあるまい——と、
斯
(
か
)
う萬七親分は言ふんだ
銭形平次捕物控:120 六軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
呷(あふ)の例文をもっと
(20作品)
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ぐい
(逆引き)
稲葉家のお孝は冷くなった、有合わせの
猪口
(
ちょこ
)
を
呼吸
(
いき
)
つぎに
呷
(
ぐい
)
、と一口。……で、薄ら寒いか両袖を身震いして引合わせたが、肩が裂けるか、と振舞は激しく、
風采
(
とりなり
)
は
華奢
(
きゃしゃ
)
に見えた。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
呷(ぐい)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
かぶ
(逆引き)
そこで僕も土俵際で落第したもんだと諦めて、その晩は久し振りに酒を
呷
(
かぶ
)
ってグッスリ寝込んでいるうちに、いつの間にか夜が明けたらしい。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
呷(かぶ)の例文をもっと
(1作品)
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ぐう
(逆引き)
「さあ、
呷
(
ぐう
)
とそれを召上れ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
呷(ぐう)の例文をもっと
(1作品)
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呷
漢検1級
部首:⼝
8画
“呷”を含む語句
呷飲
呷切
呷々
呷上
“呷”のふりがなが多い著者
山本周五郎
徳田秋声
小栗虫太郎
中里介山
谷崎潤一郎
大倉燁子
泉鏡花
尾崎士郎
江見水蔭
佐左木俊郎