“呷切”の読み方と例文
読み方割合
あおっきり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
急にいきおいい声を出した、饂飩屋に飲む博多節の兄哥あにいは、霜の上の燗酒かんざけで、月あかりに直ぐめる、色の白いのもそのままであったが、二三杯、呷切あおっきりの茶碗酒で、目のふちへ、さっよいが出た。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こう小馬鹿にするぜえ、ヘッ、癪だ、こいつをおさえるにゃ呷切あおっきり
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)