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小止
ふりがな文庫
“小止”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おや
32.1%
をや
26.4%
こや
17.0%
こやみ
9.4%
おやみ
7.5%
をやみ
7.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おや
(逆引き)
夏野の道を旅人の
小止
(
おや
)
みなく通っていることも聯想さるれば、その石を唯一の休み場処とする夏野の広々とした光景も
覗
(
うかが
)
われる。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
小止(おや)の例文をもっと
(17作品)
見る
をや
(逆引き)
丁度
梅雨
(
ばいう
)
の時節、幾日となく降りつゞいた雨がふと其日の
午後
(
ひるすぎ
)
に
小止
(
をや
)
みした。
夜
(
よ
)
の明けたやうに、パツと流れて來る日の光の強さは、もうすつかり夏である。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
小止(をや)の例文をもっと
(14作品)
見る
こや
(逆引き)
障子を隔てて次の間には、何も知らずに令一が眠っている。外の、吹雪の音は、やはり
小止
(
こや
)
みもなく、狂っているのが聞えたのである。
凍える女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
小止(こや)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
こやみ
(逆引き)
死んだのは鼓ヶ嶽の裾だった。あの
広場
(
ひろっぱ
)
の雑樹へ
下
(
さが
)
って、
夜
(
よ
)
が明けて、やッと
小止
(
こやみ
)
になった風に、ふらふらとまだ動いていたとさ。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小止(こやみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
おやみ
(逆引き)
けれども、
雨漏
(
あまもり
)
にも
旅馴
(
たびな
)
れた僧は、押黙って
小止
(
おやみ
)
を待とうと思ったが、ますます雫は繁くなって、掻巻の裾あたりは、びしょびしょ、
刎上
(
はねあが
)
って
繁吹
(
しぶき
)
が立ちそう。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小止(おやみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
をやみ
(逆引き)
午後雨
小止
(
をやみ
)
したれば門外松下の小徑を歩み行くに、梅多く植ゑたる庭の垣際に菖蒲茂りて花多く咲きたり。空くもりて木蔭くらければ花の色殊に美しく見えたり。
荷風戦後日歴 第一
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
小止(をやみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“小止”で始まる語句
小止観
検索の候補
小止観
“小止”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
アリギエリ・ダンテ
北原白秋
永井壮吉
高浜虚子
ライネル・マリア・リルケ
作者不詳
泉鏡花
泉鏡太郎
南部修太郎