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雨漏
ふりがな文庫
“雨漏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あまも
51.9%
あまもり
48.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまも
(逆引き)
土蔵一つだけ残っていますが、あれはひどい
雨漏
(
あまも
)
りで、山崎様
御盛
(
ごさかん
)
の頃払下げになり、取りこわすつもりで、そのままになっております
銭形平次捕物控:140 五つの命
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
などと、思うまいとする思いが、
雨漏
(
あまも
)
りみたいに、胸にシミ出すと、かれは、父へのおそれも、弟への気がねも、今は、何ものでもなく
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雨漏(あまも)の例文をもっと
(14作品)
見る
あまもり
(逆引き)
彼は表の戸をそっと閉めて、しめっぽい畳の上にあぐらを掻いて、時々に天井裏へぽとぽとと落ちて来る
雨漏
(
あまもり
)
の音を聴いていた。
半七捕物帳:12 猫騒動
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夜半滝のような大雨の屋根を打つ音にふと目を
覚
(
さま
)
すとどこやら家の内に
雨漏
(
あまもり
)
の
滴
(
したた
)
り落るような
響
(
ひびき
)
を聞き寝就かれぬまま起きて
手燭
(
てしょく
)
に火を点じた。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
雨漏(あまもり)の例文をもっと
(13作品)
見る
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
漏
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“雨”で始まる語句
雨
雨戸
雨滴
雨露
雨風
雨傘
雨乞
雨樋
雨垂
雨気
“雨漏”のふりがなが多い著者
関寛
高見順
内田魯庵
永井荷風
徳田秋声
中里介山
泉鏡太郎
泉鏡花
北原白秋
神西清