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雨気
ふりがな文庫
“雨気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
雨氣
読み方
割合
あまけ
83.3%
あまき
4.2%
あまげ
4.2%
うき
4.2%
アマケ
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまけ
(逆引き)
とにかく驚いて顔を上げると、自分の
身体
(
からだ
)
のある処よりも
遥
(
はるか
)
に低く、
雨気
(
あまけ
)
を帯びた雲の間をば一輪の
朧月
(
おぼろづき
)
が矢の如くに走っているのを見た。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
雨気(あまけ)の例文をもっと
(20作品)
見る
あまき
(逆引き)
どうやら底にまだ
雨気
(
あまき
)
がありそうで、悪く蒸す……
生干
(
なまび
)
の足袋に
火熨斗
(
ひのし
)
を当てて
穿
(
は
)
くようで、不気味に暑い中に
冷
(
ひや
)
りとする。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
雨気(あまき)の例文をもっと
(1作品)
見る
あまげ
(逆引き)
珍しく
朝凪
(
あさな
)
ぎして、そのまま
穏
(
おだや
)
かに一日暮れて……空はどんよりと曇ったが、底に
雨気
(
あまげ
)
を持ったのさえ、
頃日
(
このごろ
)
の埃には、もの
和
(
やわら
)
かに
視
(
なが
)
められる……じとじととした雲一面、星はなけれど宵月の
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
雨気(あまげ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
うき
(逆引き)
ある
夜
(
よ
)
、
万
(
まん
)
は、
灯
(
ひ
)
の
下
(
した
)
で
学校
(
がっこう
)
の
復習
(
ふくしゅう
)
をしていました。
母
(
はは
)
は
眼鏡
(
めがね
)
をかけて、
手内職
(
てないしょく
)
の
針
(
はり
)
をつづけていました。
窓
(
まど
)
の
外
(
そと
)
では、
雨気
(
うき
)
をふくんだ
風
(
かぜ
)
が、はげしく
吹
(
ふ
)
いています。
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
雨気(うき)の例文をもっと
(1作品)
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アマケ
(逆引き)
昼貌の花 今日ひと日萎れねば、山の
雨気
(
アマケ
)
に 汗かきて居り
山の湯雑記
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
雨気(アマケ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“雨気”の意味
《名詞》
雨が降りそうな空模様、気配。
(出典:Wiktionary)
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“雨”で始まる語句
雨
雨戸
雨滴
雨露
雨風
雨漏
雨傘
雨乞
雨樋
雨垂
“雨気”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡花
正岡容
永井荷風
泉鏡太郎
吉川英治
岡本綺堂
久生十蘭
田山花袋
折口信夫