“手内職”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てないしょく60.0%
てないしよく40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せがれは、たび奉公ほうこうにやられて、女房にょうぼうは、主人しゅじん留守るすうちでいろいろな仕事しごとをしたり、手内職てないしょく封筒ふうとうったりしていたのでした。
お化けとまちがえた話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その起因おこりは大工であったお糸の父親がまだ生きていたころから母親おふくろ手内職てないしょくにと針仕事をしていたが
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
親子おやこもしくは夫婦ふうふ僅少わづか手内職てないしよくむせぶもつらき細々ほそ/\けむりを立てゝ世が世であらばのたんはつそろ旧時きうじの作者が一場いつぢやうのヤマとする所にそろひしも今時こんじは小説演劇を
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
起因おこり大工だいくであつたおいとの父親がまだ生きてころから母親おふくろ手内職てないしよくにと針仕事をしてゐたが
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)