“一場”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いちじょう84.6%
いちじよう3.8%
いちぢやう3.8%
いつぢやう3.8%
ひとば3.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一場”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 金工芸25.0%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
自然科学 > 植物学 > 植物学4.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼には夫人の持ってくる偏見と反感を、一場いちじょうの会見で、充分引繰ひっくかえして見せるという覚悟があった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いわばそれらが舞台をなし、いつかしら、ここの群集のうえには、一場いちじょうの法楽の天国が、理窟なしにりていた。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゆゑに彼の恋は青年を楽む一場いちじようの風流のうるはしき夢に似たるたぐひならで
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
だその命名につきて一場いちぢやうの奇談あり、迷信のそしまぬかれずとも、事実なればしるしおくべし。
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
親子おやこもしくは夫婦ふうふ僅少わづか手内職てないしよくむせぶもつらき細々ほそ/\けむりを立てゝ世が世であらばのたんはつそろ旧時きうじの作者が一場いつぢやうのヤマとする所にそろひしも今時こんじは小説演劇を取分とりわけて申候迄まうしさふらうまでもなし実際においてかゝる腑甲斐ふがひなき生活状態の到底たうてい有得ありうべからざるとなり申候まうしそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
僕はかういふ壮士芝居の中に「大悪僧だいあくそう」とか云ふものを見、一場ひとば々々の血なまぐささに夜も碌々ろくろく眠られなかつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)