“一停車場”の読み方と例文
読み方割合
あるステイシヨン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一停車場(あるステイシヨン)で、彼(かれ)の隣(となり)に居(ゐ)た、黒地(くろぢ)の質素(しつそ)な洋服(やうふく)を着(き)て、半外套(はんぐわいたう)を被(はお)つて、鳥打(とりうち)を被(かぶ)つた山林局(さんりんきよく)の官吏(くわんり)とも思(おも)ふ、痩(や)せた陰氣(いんき)な男(をとこ)が、薄暗(うすぐら)い窓(まど)から顏(かほ)を出(だ)して、通(とほり)がかりの驛員(えきゐん)を呼(よ)んで聞(き)いた。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)