“いちぢやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一定57.1%
一丈14.3%
一場14.3%
一塲14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝにかせをならべてさらしもする也。みなその場所ばしよ便利べんりにしたがふゆゑ一定いちぢやうならず。
賊等ぞくらきそうてこれをあばく。はう一丈いちぢやうばかりるに、地中ちちうふかところ四個しこ房閣ばうかくありけり。たゞひがしばうには、弓繒きうそう槍戟さうげきちたる人形にんぎやうあり。みなみばうには、繒綵そうさい錦綺きんきうづたかし。はいありていは周夷王所賜しうのいわうたまふところ錦三百端にしきさんびやくたんと。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
だその命名につきて一場いちぢやうの奇談あり、迷信のそしまぬかれずとも、事実なればしるしおくべし。
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
世は一塲いちぢやうの春の夢。
天地有情 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)