“便利”の読み方と例文
読み方割合
べんり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがだん/\進歩しんぽするにしたがつて石塊いしころ多少たしよう細工さいくくはへ、にぎつてものこわすに便利べんりかたちにこしらへるようになりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
二日ふつかめで、はやこうしてとどく。とおいといっても便利べんりなかじゃ。」と、母親ははおやは、まだ汽車きしゃのなかったときのことを、かんがえていました。
母の心 (新字新仮名) / 小川未明(著)
したんぢやないんですが、あのはう費用ひよう隨分ずゐぶんかゝるので、いくら便利べんりでも、さうだれかれこしらえるわけかないんださうです」と小六ころくこたへた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)