母の心ははのこころ
この前の事変に、父親は戦死して、後は、母と子の二人で暮らしていました。 良吉は、小学校を終わると、都へ出て働いたのであります。ただ一人、故郷へ残してきた母親のことを思うと、いつでも熱い涙が、目頭にわくのでした。 「いまごろ、お母さんはどうな …
作品に特徴的な語句
かい いそ 故郷こきょう なか ひか はい いえ たい かれ のち きゅう 文字もじ ほう にち はは 結構けっこう はな 身寄みよ あたま 一人ひとり 上封うわふう おか 事変じへん 二人ふたり 二日ふつか ひと ほとけ 仕事しごと やす 便利べんり はたら まえ たす 十日とおか おな よろこ おお 天気てんき 姿すがた 子供こども 安否あんぴ 安心あんしん さむ ふう 少年しょうねん とど やま かえ とし あと こころ 心配しんぱい おも 息子むすこ あい かん 感激かんげき 戦死せんし 戸口とぐち 手渡てわた 手紙てがみ おが 新聞しんぶん たび 星空ほしぞら ひる 時分じぶん 時刻じこく 時間じかん ばん あさ すえ むら はし のこ かあ 母親ははおや 毎夜まいよ 毎日まいにち どく