“隨分”のいろいろな読み方と例文
新字:随分
読み方割合
ずゐぶん74.5%
ずいぶん21.3%
かなり2.1%
ぜいぶん2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんごと喧嘩けんくわをしてめてやるのだが隨分ずゐぶんおもしろいよとはなしながら、鐵網かなあみうへもちをのせて、おゝ熱々あつ/\指先ゆびさきいてかゝりぬ。
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
んでもまさか、村落むらだつて隨分ずいぶんかぶつたところんだから全然まるつきりなんともねえつちこともねえがねえ」みなみ女房にようばうこゑひくくしていつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そこあいちやんは隨分かなりながあひだローリーてう議論ぎろんをしました、ローリーてうつひにはしぶつらしてねて背中せなかけて、『わたしはおまへより年上としうへだよ、わたしはうつてる』とたゞつたばかりなので
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
自動冐險鐵車じどうぼうけんてつしや! あゝこの前代未聞ぜんだいみもんなる鐵車てつしや製造せいざうは、隨分ぜいぶん容易ようゐことではあるまい。しかし、わたくし一個いつこ男子だんしである。