“指先”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆびさき95.0%
ゆびさ5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おばあさんはひとごとをしながら、しわのったてのひらにぜにならべて、ほそ指先ゆびさき勘定かんじょうしては
善いことをした喜び (新字新仮名) / 小川未明(著)
こう武士ぶしはつぶやくと、法師のりょう耳は、いきなり鉄棒てつぼうのような指先ゆびさきで、ひきちぎられました。けれど法師は、声もだせませんでした。
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
そして、それらの人間にんげんほねはほとんど完全かんぜんに、指先ゆびさきほねまでのこつてゐる場合ばあひがすくなくないのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
茶代ちゃだいいらずのそのうえにどさくさまぎれの有難ありがたさは、たとえ指先ゆびさきへでもさわればさわどくかんがえての悪戯いたずらか。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
今宵こよひけてさむものをと、指輪ゆびわのかゝやくしろ指先ゆびさき
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
指先ゆびさす方を見ると十町ばかり向うの山の麓に一個ひとつの洞穴がある。
月世界競争探検 (新字新仮名) / 押川春浪(著)