“ゆびさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
96.3%
指示2.1%
指差1.1%
指先0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……」彼女は返事をする代りに、前の大きい机をゆびさした。そのとき事務室の扉があいて佐和山女史のむっつりした顔があらわれた。
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
指示ゆびさす方を見ると、子爵邸の中から、塀を乗越のりこえて出てきた怪しの人影! しばらく四辺あたりを見まわしていたが、やがてひらりと通りへ跳びおりた。
黒襟飾組の魔手 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ラウダが指差ゆびさした。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
指先ゆびさす方を見ると十町ばかり向うの山の麓に一個ひとつの洞穴がある。
月世界競争探検 (新字新仮名) / 押川春浪(著)