“指差”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆびさ50.0%
ゆびさし25.0%
ゆびざ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
指差ゆびさしをして卜斎ぼくさいの顔を見あげたが、その卜斎は、蛾次郎がじろうとは、まるで見当けんとうちがいなほうに目をすえているのであった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そう言いながら証人は、急に五六歩前迄馳け出して立止り、地面の上を指差ゆびさしながら二人の方へ振り返った。
花束の虫 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
と云つて、畑尾は二つ向ふの車を指差ゆびざした。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)