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碌々
ふりがな文庫
“碌々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろくろく
80.6%
ろく/\
14.6%
ごろ/\
2.9%
ごろごろ
1.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろくろく
(逆引き)
わたし達が子供のときに何か取留めのない化物話などを始めると、叔父はいつでも
苦
(
にが
)
い顏をして
碌々
(
ろくろく
)
に相手にもなつて呉れなかつた。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
碌々(ろくろく)の例文をもっと
(50作品+)
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ろく/\
(逆引き)
生徒も心を
沈着
(
おちつ
)
けて
碌々
(
ろく/\
)
勉強することが出来ないといふ風だ。でも此節はいくらか慣れて、斯の混雑の中で、講義を続けることが出来る。
突貫
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
碌々(ろく/\)の例文をもっと
(15作品)
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ごろ/\
(逆引き)
たゞ
碌々
(
ごろ/\
)
してゐると見られると、また俺は務めに追ひやられるおそれもあるのさ。——務めは、向方で御免だし——
夏ちかきころ
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
碌々(ごろ/\)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
ごろごろ
(逆引き)
私が、毎日あまりに所在なく退屈さうに
碌々
(
ごろごろ
)
としてゐるので、母も、相当の迷惑をおしかくしながら、私のために気の毒がるやうにそんなことを云つた。
毒気
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
碌々(ごろごろ)の例文をもっと
(2作品)
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碌
漢検1級
部首:⽯
13画
々
3画
“碌”で始まる語句
碌
碌碌
碌米
碌素法
“碌々”のふりがなが多い著者
内田魯庵
橘外男
島崎藤村
三遊亭円朝
吉川英治
淡島寒月
直木三十五
ニコライ・ゴーゴリ
二葉亭四迷
夏目漱石