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ごろごろ
ふりがな文庫
“ごろごろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
碌々
22.2%
轟々
22.2%
転々
11.1%
殷々闐々
11.1%
磊々
11.1%
磊磊
11.1%
轢々
11.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碌々
(逆引き)
学校は勝手に
廃
(
や
)
めて来るし、
那
(
ああ
)
して毎日
碌々
(
ごろごろ
)
してゐて何をする積りなんですか。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ごろごろ(碌々)の例文をもっと
(2作品)
見る
轟々
(逆引き)
一
分
(
ぶ
)
たちまち欠け始めた、日の二時頃、何の
落人
(
おちゅうど
)
か
慌
(
あわただ
)
しき車の音。一町ばかりを絶えず続いて、
轟々
(
ごろごろ
)
と田舎道を、清水港の方から久能山の
方
(
かた
)
へ走らして通る、数八台。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ごろごろ(轟々)の例文をもっと
(2作品)
見る
転々
(逆引き)
こんなとこにいつまでも
転々
(
ごろごろ
)
していたってしようがねえ、旅用だけの事は何とか
工面
(
くめん
)
してあげるから。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
いつもこんな日には、外稼ぎの連中は
為事
(
しごと
)
にも出られず、三度の飯を二度にして、
転々
(
ごろごろ
)
襤褸布団
(
ぼろぶとん
)
に
裹
(
くるま
)
りながら冴えない顔をしているのだが、今日ばかりはそうでない。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
ごろごろ(転々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
殷々闐々
(逆引き)
一
(
いち
)
の
宮
(
みや
)
の渡を渡って分倍河原に来た頃は、空は真黒になって、北の方で
殷々闐々
(
ごろごろ
)
雷が攻太鼓をうち出した。農家はせっせとほし麦を取り入れて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ごろごろ(殷々闐々)の例文をもっと
(1作品)
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磊々
(逆引き)
大きな火山岩の
磊々
(
ごろごろ
)
した防火地帯へ来ると、やがて堂々たるホテルの体形をとゝのへた長尾氏のヒユッテが左手の少し低いところに見えて来た。
霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
ごろごろ(磊々)の例文をもっと
(1作品)
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磊磊
(逆引き)
更に町を離れて大きな石塊の
磊磊
(
ごろごろ
)
してゐる野を突切つて観音寺へ行つて見ると、そこは大友宗麟(?)の居城の跡とかで見晴らしのいい高台に温泉が湧いてをり、そこから奥へ入つて行つて
佗しい放浪の旅
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
ごろごろ(磊磊)の例文をもっと
(1作品)
見る
轢々
(逆引き)
と言つてる時、思ひがけなくも
轢々
(
ごろごろ
)
といふ
音響
(
ひびき
)
が二人の足に響いた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ごろごろ(轢々)の例文をもっと
(1作品)
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