転々ごろごろ)” の例文
旧字:轉々
こんなとこにいつまでも転々ごろごろしていたってしようがねえ、旅用だけの事は何とか工面くめんしてあげるから。
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
いつもこんな日には、外稼ぎの連中は為事しごとにも出られず、三度の飯を二度にして、転々ごろごろ襤褸布団ぼろぶとんくるまりながら冴えない顔をしているのだが、今日ばかりはそうでない。
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)