“転婆”の読み方と例文
旧字:轉婆
読み方割合
てんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それもあり得ない事だ。庭の出入口の前には私が居たし、廊下の方には、あのお転婆てんばの姪の瑛子と、家政婦のかがみという女が話を
死の予告 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
……どうもこの娘は器量はいいがすこしお転婆てんばのようだとか。……性質はよさそうだけれど、すこし器量がよくなくってとか。
三つの挿話 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
「あのお転婆てんば娘が!」と彼は考えた、「おれを馬鹿にしやがって! 彼奴あいつまでが、俺をだましやがった。二人こっそり芝居をうってたんだな。」