“鏡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かがみ64.5%
かゞみ28.2%
きょう1.8%
レンズ1.8%
グラス0.9%
かヾみ0.9%
きやう0.9%
カガミ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると奥さんはからを出して、それを千枝ちやんに渡しながら「この子はかうやつて置きさへすれば、決して退屈しないんです」
東京小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
をしてをなでる唐琴屋よ、惣て世間一切の善男子、若し遊んで暮すが御執心ならば、直ちにお宗旨を変へて文学者となれ。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
皎々とさえ渡りたること玻璃のごとき心の面に、糸屋の主人が独身であったという一条と、女の客が多すぎたという一条との二つに不審をおぼえたものでしたから
それよりもをかしいのは、寫眞は、によるのか、といふより撮つてくれる方の眼、または趣味、またはその人の人格——ひつくるめて藝術が現はれる。
私の顔 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
得忘れぬ面影にたりとはや、得忘れぬその面影なりと、ゆくりなくも認めたる貴婦人の持てる手は兢々打顫ひぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
花貝でもはせてはれとのひ、不憫如何樣子細あればとて、月花をかしきりのに、千人萬人すぐれし美色を、きからぬかの他人ごとにしてしとはかれぬを
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
く、この十日ごろにも、連日臆病づかれで、るともなしにころがつてゐると、「さんはゐるかい。——は……ゐなさるかい。」と取次ぎ……といふほどのはない。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
のように明るい軽井沢の家で私は釈迢空にお目にかかれたし、思いがけなく千家元麿の顔もこの外光の中で見られた。
我が愛する詩人の伝記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)