“鏡”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かがみ67.8%
かゞみ24.4%
きょう2.2%
レンズ2.2%
かヾみ1.1%
きやう1.1%
グラス1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鏡”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)38.5%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)15.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)4.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
阿耨達池あのくだっちやすべて葱嶺パミールから南東の山の上のみずうみは多くはかがみのように青くたいらだ。
ひろ野原のはらうえには、雲切くもぎれがして、あおかがみのようなそらえていました。
風と木 からすときつね (新字新仮名) / 小川未明(著)
王樣おうさまはかおもはれる立派りつぱはかでも、かゞみ一枚いちまいされないのは
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
さて支那しなではしゆうのすゑしん時代頃じだいころから、かゞみつくられてゐたらしいのでありますが
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
自然科学しぜんかがく薬理学やくりがくの本がおもで、まどぎわのつくえには、けんびきょう、スライド、培養ばいようえき、くすりのびんなどが、いちめんにならべてあった。
早くもかれは、明皎々こうこうとさえ渡りたること玻璃はりきょうのごとき心の面に、糸屋の主人が独身であったという一条と、女の客が多すぎたという一条との二つに不審をおぼえたものでしたから、一瞬のうちにかれ一流の方法を案出いたしまして、突然伝六の意表をつきました。
それよりもをかしいのは、寫眞は、レンズによるのか、といふより撮つてくれる方の眼、または趣味、またはその人の人格——ひつくるめて藝術が現はれる。
私の顔 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
空の自然(不明)レンズなら、
秋の小曲 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
かヾみきからぬかのやううへ他人ひとごとにしてうれしとはかれぬを
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
はやく、この十日とをかごろにも、連日れんじつ臆病おくびやうづかれで、るともなしにころがつてゐると、「きやうさんはゐるかい。——なには……ゐなさるかい。」と取次とりつぎ……といふほどのおくはない。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
得忘れぬ面影にたりとはおろかや、得忘れぬその面影なりと、ゆくりなくも認めたる貴婦人のグラス持てる手は兢々わなわな打顫うちふるひぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
彼の階子はしごを下り行くとひとしく貴婦人は再びグラスを取りて、葉越はごしの面影を望みしが、一目見るより漸含さしぐむ涙に曇らされて、たちま文色あいろも分かずなりぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)