“鏡(きやう)” の例文
早(はや)く、この十日(とをか)ごろにも、連日(れんじつ)の臆病(おくびやう)づかれで、寢(ね)るともなしにころがつてゐると、「鏡(きやう)さんはゐるかい。——何(なに)は……ゐなさるかい。」と取次(とりつ)ぎ……といふほどの奧(おく)はない。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)