“泉鏡花”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いずみきょうか80.0%
いづみきやうくわ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめの二回はいずれも喜多村緑郎きたむらろくろう君や松崎天民まつざきてんみん君、花柳章太郎はなやぎしょうたろう君、それに泉鏡花いずみきょうか氏をもお誘いして発起人に加わってもらったのだが
怪談 (新字新仮名) / 平山蘆江(著)
泉鏡花いずみきょうか氏、喜多村緑郎きたむらろくろう氏の他、発起人として尽力したのは、平山蘆江ひらやまろこう氏や三宅孤軒みやけこけん氏などであった。
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)
これ廿にぢう四年の六月が初刊しよかんであつたが、例の九号にもおよばずしてまためてしまつたのです、小栗風葉をぐりふうえふの会員のうちから出たので、たくに来たのは泉鏡花いづみきやうくわさきですが
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
されど日本現代の小説中、柔術の妙を極めし主人公は僅に泉鏡花いづみきやうくわ氏が「芍薬しやくやくの歌」の桐太郎きりたらうのみ。柔術もまた予言者は故郷にれられざるの歎無きを得んや。好笑かうせう好笑。(二月十日)