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泉石
ふりがな文庫
“泉石”の読み方と例文
読み方
割合
せんせき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんせき
(逆引き)
どこかで
脂
(
あぶら
)
の濃い魚を
夕餉
(
ゆうげ
)
に焼いているとみえる。庭園の
疎林
(
そりん
)
や
泉石
(
せんせき
)
は閑雅だが、立ち迷うけむりは、ひどく実生活を思わせる。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
五二
壇場
(
だんぢやう
)
の御前なる三
鈷
(
こ
)
の松こそ此の物の落ちとどまりし
地
(
ところ
)
なりと聞く。すべて此の山の草木
泉石
(
せんせき
)
霊
(
れい
)
ならざるはあらずとなん。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
それから、京極の宿所の
釣殿
(
つりどの
)
や、鹿ヶ谷の山荘の
泉石
(
せんせき
)
のたたずまいなどが、
髣髴
(
ほうふつ
)
として思い出される。都会生活に対するあこがれが心を
爛
(
ただ
)
らせる。
俊寛
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
泉石(せんせき)の例文をもっと
(12作品)
見る
“泉石”の意味
《名詞》
泉と岩石。
泉水と庭石。
(出典:Wiktionary)
泉
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“泉石”で始まる語句
泉石林木
検索の候補
泉石林木
石泉
“泉石”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
上司小剣
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