“壇場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんじょう80.0%
だんぢやう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壇場だんじょうから諸堂、霊廟と、のこらず参拝して、宿坊の前に立ち、「こちらに泊めていただきたい」と声をかけたが、誰ひとりとして応答するものがない。
イヤどうも、こういう、字引にもない言葉を連発する段になると、ガラッ熊、得意の壇場だんじょうだ。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
五二壇場だんぢやうの御前なる三の松こそ此の物の落ちとどまりしところなりと聞く。すべて此の山の草木泉石せんせきれいならざるはあらずとなん。
一七壇場だんぢやう、諸堂一八霊廟みたまや、残りなく拝みめぐりて、ここに宿からんといへど、一九ふつに答ふるものなし。そこを行く人に二〇所のおきてをきけば、寺院僧坊に二一便たよりなき人は、ふもとにくだりて明すべし。