“せんせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
泉石75.0%
戦蹟8.3%
甎石8.3%
船隻8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、京極の宿所の釣殿つりどのや、鹿ヶ谷の山荘の泉石せんせきのたたずまいなどが、髣髴ほうふつとして思い出される。
俊寛 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
そこはうしろに伊吹連峰をのぞみ、前に大湖の春と四明ヶ嶽を見はらし、庭園の泉石せんせきには花木珍石を配し、どこと一点のいうところもない殿造りだった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
案内記で大体の見当はつけてゐたが、こんな半島の先つぽ、しかも戦蹟せんせきとしてばかり名高いこの町に、よくもあれだけの博物館があつたものだ。
夜の鳥 (新字旧仮名) / 神西清(著)
ふと目についた戦蹟せんせき巡覧のバスに、空席があるといふので、ふらりとそれに乗りこんだ。
夜の鳥 (新字旧仮名) / 神西清(著)
西洋のいへ甎石せんせきを以て築き起すから、たとひ天災兵燹へいせんけみしても、崩壊して痕跡を留めざるに至ることは無い。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
それはほかでもない。あの希望が岡の信号球は、海面を抜くことわずかに六十メートルにすぎない、これは連盟島のきわめて近距離きんきょりのあいだを航海する船だけにしかみることができない。いまもしぼくらが水平線上に船隻せんせきを発見したとしても、拱手きょうしゅして見送るよりほかはない。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)