“戦蹟”の読み方と例文
読み方割合
せんせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふと目についた戦蹟せんせき巡覧のバスに、空席があるといふので、ふらりとそれに乗りこんだ。
夜の鳥 (新字旧仮名) / 神西清(著)
案内記で大体の見当はつけてゐたが、こんな半島の先つぽ、しかも戦蹟せんせきとしてばかり名高いこの町に、よくもあれだけの博物館があつたものだ。はじめの幾室かは仏像の蒐集しゅうしゅうだつた。
夜の鳥 (新字旧仮名) / 神西清(著)