俊寛しゅんかん
治承二年九月二十三日のことである。 もし、それが都であったならば、秋が更けて、変りやすい晩秋の空に、北山時雨が、折々襲ってくる時であるが、薩摩潟の沖遥かな鬼界ヶ島では、まだ秋の初めででもあるように暖かだった。 三人の流人たちは、海を見下ろす …
作品に特徴的な語句
らしい ラフ 微笑えみ しゅ おろそ 灯火ともし こた 素絹しろぎぬ 鹿しし 何人なんびと かしず 刺貫さしつら こが ごく 執行しぎょう すなど 妖怪もののけ こと わた さす しな 下端した あるじ 真紅しんく くら 凝視ぎょうし にお 半刻はんどき ぎわ かし 磽确ぎょうかく さから 海角うみかど もや いま ひる 水沫みなわ なまり くしけず 蒼々そうそう しゃく 目頭めがしら そう 真如しんにょ 真水まみず 瞋恚しんい みは べつ またた 砂丘さきゅう 硫黄いおう わらべ すく はこ ねば 紺碧こんぺき ゆる すが しま 縹渺ひょうびょう まと ののし ひるがえ たがや ふけ そび 肥前ひぜん そむ 背丈せたけ 背後うしろ 腹癒はらい しゅうと へさき 艱難かんなん すさ ひたい 都人みやこびと 里鳩さとばと 金色こんじき 釣殿つりどの まさかり 鋒鋩ほうぼう いかり くわ 閑雅かんが 陥擠かんせい 青鷺あおさぎ なび 韻律いんりつ ひれ うなぎ 鳥羽とば ぶり
題名が同じ作品
俊寛 (新字新仮名)芥川竜之介 (著)
俊寛 (新字新仮名)倉田百三 (著)