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水沫
ふりがな文庫
“水沫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しぶき
49.0%
みなわ
30.6%
すいまつ
10.2%
みずしぶき
4.1%
うたかた
2.0%
すゐまつ
2.0%
ミナハ
2.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しぶき
(逆引き)
噴き井の上には
白椿
(
しろつばき
)
が、まだ
疎
(
まばら
)
に咲き残って、絶えず湧きこぼれる水の
水沫
(
しぶき
)
は、その花と葉とを
洩
(
も
)
れる日の光に、かすかな
虹
(
にじ
)
を描いていた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
水沫(しぶき)の例文をもっと
(24作品)
見る
みなわ
(逆引き)
暗夜の海にも
譬
(
たと
)
へようず
煩悩心
(
ぼんなうしん
)
の空に一波をあげて、
未
(
いまだ
)
出ぬ月の光を、
水沫
(
みなわ
)
の中に捕へてこそ、生きて甲斐ある命とも申さうず。
奉教人の死
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
水沫(みなわ)の例文をもっと
(15作品)
見る
すいまつ
(逆引き)
力を極めて漕ぐ櫂につれて、
水沫
(
すいまつ
)
がサッと翻えるのが、黎明の光に光って見える。見る見る短艇は近寄って来た。やがて窓の下で
停止
(
とま
)
った。
死の航海
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
水沫(すいまつ)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
みずしぶき
(逆引き)
おおかた上のプールでは、水泳選手の
河童
(
かっぱ
)
連が、
水沫
(
みずしぶき
)
をたてて、浮いたり
沈
(
しず
)
んだり、ウォタアポロの、球を
奪
(
うば
)
いあっているのでしょう。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
水沫(みずしぶき)の例文をもっと
(2作品)
見る
うたかた
(逆引き)
舷側
(
げんそく
)
に、しろく
泡
(
あわ
)
だっては消えて行く
水沫
(
うたかた
)
は、またきょうの日のわれの心か、と少年の日の甘ったるい感傷に
溺
(
おぼ
)
れこんでもみるのでした。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
水沫(うたかた)の例文をもっと
(1作品)
見る
すゐまつ
(逆引き)
そして行くべく定められた海と
水沫
(
すゐまつ
)
との思ひが、まるで私と私が今寄添つて歩いてゐる主人との間を流れるかのやうに、なほも冷く、そして私と私がいつはりなく
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
水沫(すゐまつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ミナハ
(逆引き)
椎根津彦と
弟猾
(
オトウカシ
)
とが香具山の土を盗んで来て種々の土器を作つて、天神地祇を祭つた条に、「譬はゞ
水沫
(
ミナハ
)
の如く
呪
(
カシ
)
り著くる所あり」
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
水沫(ミナハ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“水沫(水沫流人)”の解説
水沫 流人(みなわ りゅうと、1957年 - )は、広島県三原市生まれの日本の小説家。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
沫
漢検準1級
部首:⽔
8画
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